グラトリの乗り系・弾き系とは?トリックや上達方法を紹介!
スノーボードには、いくつかのジャンルに分かれます。その中でも、個人的に最もハードだと思っているジャンルが『グラウンドトリック』いわゆるグラトリですね。
このグラトリ、僕自身が取り組んでいるから大変さがよく分かりますが、本当に体力が必要です。逆エッジとかめっちゃ痛いし、足パンパンになるわ、いろいろと大変なんですよね。
そんなグラトリですが、はじめたばかりの人には聞きなれない言葉もあると思います。というか、スノーボードしていてもグラトリしないと聞いたことがない専門用語?があります。
ここでは、よく質問される『乗り系』『弾き系』について解説していきます。なんとなく、言葉のニュアンスからわかるとは思いますが、説明させてください!それではよろしくお願いします(__)
また、別記事ではありますがさまざまなジャンルに特化したグラトリ板をまとめた記事もあるため、参考になれば幸いです。
グラトリの乗り系・弾き系
グラウンドトリック(グランドトリック)の略語として広まっているのは『グラトリ』ですね。このグラトリとは、雪面上でボードの反発やエッジなどを使って繰り出すトリックのことを言います。
よくゲレンデでクルクル回ったりしている人をみけかけますよね?あれがグラトリです(ざっくりw)!そのグラトリにも『乗り系』『弾き系』という大きく2つに分けることができます。それぞれ見ていきましょう!
『乗り系(バター系)』トリックとは?
スノーボードに乗っているのだから、どれも乗り系だろう?という声が聞こえてきそうですがそれは無視しますw
ここでの『乗り系』とはノーズプレス、テールプレスなどボードをプレスした状態で行うトリック、またはボード乗った状態でスピンするトリックなどを言います。
バターナイフでバターを塗るような感じに見えることからバター系とも呼ばれています!(諸説あり!?)
・・・・?ということで、実際にそのトリックの動画見れば、どのようなトリックが乗り系か分かりやすいでしょう!それじゃ、動画をチェックですね!
分かりますか?この重心が後方だったり、前方だったりにあって板をプレス(曲げて押している)状態が!このようなトリックを乗り系と言います!なんとなく分かっていただけましたか?
そこで、乗り系はプレスするために脚力が必要です。あまりに硬い板に乗ってしまうと、曲げてもキープできずにすぐ元の位置に戻されてしまいます。そのため、脚力に自信がない人は柔らかめのボードを選ぶことになります。女性であればその傾向は顕著です。
『乗り系』トリックにおすすめできるボードを紹介していきましょう。まずはメンズです!イチオシは「デスレーベルのMadMax」ですね!かっこいい!
女性におすすめする『乗り系』トリックがしやすい板はこちらです!
『弾き系』トリックとは?
弾き系はもう分かると思いますが、板を曲げて飛び上がるトリックのことです。瞬時に曲げて板が元の形状に戻ろうとする際の力を利用して飛び上がりますが、タイミングがばっちり合うと、とても浮遊感があり高さを出すことが可能になります。
オーリー、ノーリーなどのトリックを『弾き系』と言いますが、とてもコツがいるトリックで上位トリックになると相当練習しないとできるようになりません。
もう、無理、、、というような練習してもできないトリックも多々あるジャンルですねw
トリックの性質からしてある程度、板に反発がないとダメなので『乗り系』とは違った板を選択する必要があります。おすすめはキャンバーボードでミドルフレックスになります。
柔らかくても反発が良いモノでもOKです!
女性のおすすめこちらです!脚力が弱い人は『乗り系』の板でも十分ですので、そちらの選択も全然ありです。人によって選ぶものは違うので、自分の筋力と相談してくださいね!
グラトリの上達方法
グラトリの上達方法を聞かれることがあるのですが、正直、、、、数こなすしかないです!最も効果的なのは上手い人にマンツーマン指導してもらうことです。
これに尽きる他ありません。周りにグラトリが上手い人がいなければ動画を見て技術をパクるしかないですね!
こちらのDVDのグラトリHowToは定評があるのでおすすめしておきます。国内でもトップライダーの滑りを事細かく解説してくれています。
また、スノーボードの基本について振り返りたい人は「スノーボード初心者が上手くなるコツを具体的に【参考動画あり】」を参考にしてください。
まとめ
この記事では、弾き系・乗り系のグラトリについてまとめました。現在は、グラトリの領域においては、弾き系・乗り系・ラントリというジャンルに分かれています。
ラントリについてまとめた記事もあるため参考になれば幸いです。それでは、あなたのスノーボードライフがより充実しますように!