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グラトリのビンディングのアングル角度やスタンス位置は?初心者やプロのセッティングは?

まさやん
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この記事では、グラトリのスタンス幅やアングル角度についてまとめています。初心者やライダーで違いがあるのでしょうか?初めはビンディングの付け方も迷いますよね。

 

実は、スノーボードといってもスタンス幅・アングルはジャンルによって異なります。そのため、それぞれのジャンルに適切なビンディング角度やスタンスの幅があります。

 

このセッティングが違うと滑る時に大きく感覚が変わるため、このグラトリに向いてるスタンス幅・アングルの基本的な考え方は覚えておくことをおすすめします。

 

別記事にはグラトリにおすすめなビンディンや選び方を紹介しているためご興味あればご覧ください。それでは、グラトリのビンディングのアングル角度やスタンス位置を解説していきます。

グラトリのスタンス幅はどれくらい?

グラトリのスタンス幅を知る前に、基準となるスタンス幅を知っておく必要があります。基本的なスタンス幅の求め方ですが、肩幅ということがよく言われていますが、とても曖昧な表現となっています。

 

数値で示すことができますが、一般的なスタンス幅は「身長×0.3」で求めることができます。これを基準として考えていきます。

 

グラトリにおいては、スタンス幅が広い方がトリックを繰り出しやすいです。そのため、この基準となる数値よりもやや広め(+2~4cm)が良いです。

グラトリのおすすめスタンス幅の身長別(男女共通)

155cm:48.5~50.5cm

160cm:50~52cm

165cm:51.5~53.5cm

170cm:53~55cm

175cm:54.5~56.5cm

180cm:56~58cm

あくまでも目安として考えてください。一旦はこちらの数値で設定を行いましょう。幅を変えることでどんな違いがあるのか少しづつ調整していけばOKですね。

グラトリ初心者のスタンス幅

グラトリ初心者については、さきほどの数値の小さい方で設定を行ってください。それで滑ってみて、上記の数値の最大値でも滑ってみましょう。

 

どちらが滑りやすいのか?どう感覚が分かったのかで自分が板をコントロールしやすい方を選んでいきましょう。

グラトリのアングル角度

アングル角度

アングル角度ですが、ビンディングを取り付ける角度のことを言います。板とビンディングを垂直状態を0度として、ビンディングを「+(プラス)」に傾けると進行方向に向きます。逆に、「-(マイナス)」に傾けると進行方向と逆に開きます。

 

グラトリのスタンス幅は基本的にダックスタンスと呼ばれる状態にします。前足は進行方向に対してプラス角度、後足はマイナス角度にセッティングします。

 

足元を見たときに逆ハの字になるように、つま先が外側に開いている状態の取り付け位置になります。このスタンスはアヒルの足のようだから、ダックスタンスと呼ばれていますが、グラトリにおいては基本的なスタンスです。

 

好みによって違いますが、おすすめのアングル角度ですが「+12°、-6°」で調整してみましょう。そこから滑ってみて角度を変えたりして自分にフィットするアングル角度を調整して探していきましょう。

グラトリ初心者のアングル角度

グラトリ初心者のアングル角度ですが、特に通常のアングル角度と変わりはありません。ダックスタンスとよばれる逆ハの字になるようにアングル角度を設置すればいいです。

 

あまり角度を開きすぎると扱いづらさがあるため、おすすめは「+12°、-6°」「+6°、-6°」「+9°、-6°」などがグラトリ時によく使われるアングル角度になります。

ハイバック角度(フォワードリーン)は?

フォワードリーン

かなり細かい話にはなりますが、ビンディングのハイバックも角度を変更することができます。このハイバック角度のことをフォワードリーンと言います。

 

フォワードリーンに角度を付けることで強制的に膝を曲げる体制になります。このハイバックに角度を付けるメリットとしては、反応速度を高める効果があります。

 

そのため、カービングなどのジャンルにおいては、角度を付けていくことが多いです。ただし、グラトリおいては多くは角度を付けると反応が良くない過ぎるため、フォワードリーンは倒さない人が多いです。

 

そのため、ハイバックのセッティングは初期値で問題ありません。好みによって倒すことで滑りやすいなどがあるかもしれませんが、個人的な意見としてはグラトリでは角度を付ける必要はないと考えています。

プロやライダーのセッティングは?

プロやライダーのグラトリスタンス幅

まず、グラトリについてはプロというものが存在していません。詳しいことはここでは省力しますが。

 

JSBAでライセンスを取得するとプロになれますが、そこにグラトリという項目はありません。他の記事でプロライセンスやプロの年収などについてまとめています。

 

そのため、ここではプロ並みに上手い人やメーカーのライダーさんのプロのスタンス幅やアングル角度を調べてみました。

スタンス幅/cm アングル角度/°
山本純士 54 6°・-6°
赤木一聡 56~58 18°・-3°
田中和樹 54~55 0°・0°
西村俊貴 54 15°・-12°
高元紫乃 46前後 12°・-9°
山岸泉希 44 9°・-9°
いぐっちゃん スタンサーにて日替わり スタンサーにて日替わり

グラトリ時のビンディングの締め具合は?

グラトリするときに、ビンディングをストラップで締め上げていきます。この時の、締め具合ですが、しっかりと締めてください。

 

ある程度ビンディングを締めていくと、それ以上は締め上げられないくらいになります。あえて緩く締める必要はありません。

グラトリはグーフィーも必要?

まず、グーフィーとは右足を前にして滑走するスタンスのことを言います。大半の人が得なスタンスは左足が前のレギュラースタンスですね。

 

ややこしいですが、レギュラーの人がグーフィースタンスで滑ることをスイッチスタンス。グーフィーの人がレギュラースタンスで滑ることもスイッチスタンスといいます。

 

まず、グラトリ初心者ですがスイッチスタンスでも滑ることができるように練習することをおすすめします。グラトリでは180度回転するトリックがあったり、メインとなるスタントは逆向きのスタンスで滑ることが多発します。

まとめ

グラトリのスタンス幅やアングル角度について解説してきました。グラトリのスタンスは、一般的なスタンス幅は「身長×0.3」から+2~4cm足した数値で設定を行うことが分かりましたね。

 

アングル角度については、それほど決まりはありませんがダックスタンスは外すことができないと分かりました。これらのことを参考にスタンス・アングルを調整してみましょう!

 

それではあなたのスノーボードライフがより良いものになりますように^^

ABOUT ME
まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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