スノーボードを始めるときに地味に悩むことがあります。それはプロテクターです。プロテクターは必ず必要という人もいれば、いらないでしょう、と考える人もいます。
個人的には必要に応じて使えば良いと考えていますが、あなたはどうでしょうか?この記事を読んでいるということはプロテクターの必要性を少しでも感じているのだと思います。
そこで、この記事ではプロテクターの必要性を確認しつつ、メリット・デメリットを考えていきます。プロテクターについての考え方が整理できます。
スノーボードにプロテクターは必要か?

スノーボードにプロテクターは必要か?という質問について「Yes」「No」でいれば「Yes」となります。プロテクターは付けることが怪我リスクを減少させることは言うまでもありません。
ただ、プロテクターを付けるメリットもあれば、デメリットもあります。そのあたり、以下まとめてみました。
プロテクターのメリット
プロテクターのメリットは怪我防止に繋がります。たとえば、転倒した場所がアイスバーンだったらプロテクターが衝撃を吸収することで打撲を防げることもあります。
手首にリストガードをすることで転倒時に手首を守ってくれます。僕の友人はアイスバーンのときに転倒して両手首を骨折しました。
例えを挙げるとキリがないですが、プロテクターを付けることで得られるメリットはかなり大きいです。とくに子供がスノーボードを始めるときにはプロテクターを付けると安心ですね。
【メリット】
- 転倒時の怪我リスクが減少
プロテクターのデメリット
プロテクターのデメリットですが、それは動きづらくなることです。どうしても着る物の枚数が増えるため動きづらさを感じる人も多いです。
また、最近は薄手のプロテクターもリリースされていますが、どうしても厚みがあるため、ウェアなどアウターは大きめのものを買う必要があります。
ファッションを気にして細身のウェアを選びたい場合はプロテクターを付けると履けない可能性もあります。
【デメリット】
- 着ぶくれするためタイトなウェアは着づらい
- 慣れないうちは動きづらい
スノーボードのプロテクターを付けるべき人は?

絶対にスノーボードするときにプロテクターを付けないと危険なのか?ということですが、必ずしもそうとは限りません。プロテクターを付けていてもいなくてもケガすることはあります。
個人的にはヒップ(おしり)のプロテクターは必須で、あとは臨機応変に対応するのが良いと思っています。
新雪のとき雪面も柔らかいことから怪我のリスクは低いです。逆にアイスバーンだと転倒すると相当痛い、、、。なるべき雪が降ったあとの方が転倒しても痛くもしないし安全に滑ることができます。
あとは取り組むジャンルによっても変わってきますね。接触が想定されるクロス、転倒があるパークなどはプロテクターがあると安心感があります。
プロテクターが必要な人
- 競技(パーク・キッカー・クロスなど)
- 転倒で怪我が怖い人
- バックカントリーでブッシュが多い場所を滑る人
プロテクターと一言にいっても種類はたくさん。
プロテクターですが、全身重装備で滑る人は少ないです。僕の場合はヒップ(おしり)だけは必ず付けています。あとはパークでジブを攻めるときは膝と脛(すね)のプロテクターを付けます。このように使い分けています。
プロテクターもたくさんあります。頭を守るヘルメット、胴体を守るベスト、肘を守るエルボパッド、手首を守るリストガード、おしりを守るヒップパッド、膝を守るニーパッド、脛を守るシンパッドです。
これをすべて付けて滑っている人は僕の周りにはひとりもいません。もしかすると僕の周りが非常識な人間ばかりなのかもしれませんが(笑)
必要に応じてプロテクターを付けることをおすすめします。プロテクターのため打撲系の衝撃は軽減できますが、ひねる系の怪我は全く持って効果がありませんのでご注意を。
まとめ
この記事では、プロテクターの必要性やメリット・デメリットをお伝えしました。僕の考えは、その日の滑るシチュエーションに合わせて選択すればOK。ただヒップパッドは必須です!という意見です。
危険と隣り合わせなスポーツとも言いますが、どんなスポーツもケガのリスクはありますので、それほど気負わず楽しんで貰えたら嬉しいです^^