【OAKLEY】フライトデックの評価や特徴は?サイズM/Lの違いも徹底解説!

- オークリーのフライトデックが気になる!
- フライトデックのカラーバリエーションは?
- LとMでどこが違うんだろうか?
OAKLEYのフライトデックの購入を検討されている方は上記のようなことに悩んでいると思います。そこで、この記事ではフライトデックについてより詳しくまとめた内容となっています。
「L」と「M」の詳細な違い、カラーバリエーションなどフライトデックの気になることを調べてみました。ゴーグル選びの参考になれば幸いです!
OAKLEYフライトデックの特徴は抜群に広い視野!
オークリーのフライトデックは、同ブランドのスノーゴーグルで最高峰モデルとしてラインナップされています。そのため価格も25,520円から32,120円とスノーゴーグル全体を見たとしても高めに分類されます。
ただ、多くのユーザーにとって非常に快適で高い評価を受けています。以下に、フライトデックの特徴をまとめています。
抜群に広い視野を確保!
OAKLEYのフライトデックは、フレームレスデザインを採用しており、周囲の環境を広く見渡すことができます。このデザインのおかげで、スキーやスノーボード中に重要な情報を見逃すことが少なくなり、安心して滑ることができます。
特に、スピードを出す際や急なカーブを曲がる際には、視野が広いことで周囲の状況を把握しやすく、安全性が向上します。
また、大型レンズを使用しているため、視界がさらに広がり、360度パノラマビューのような感覚で滑ることができます。視野が広いことで、障害物や他の滑走者を早く見つけることができ、事故を防ぐ助けとなります。
さらに、視界が広いことで、滑走中のストレスが軽減され、よりリラックスして楽しむことができます。
プリズムレンズで凹凸がハッキリ!
フライトデックは、OAKLEYのプリズムレンズテクノロジーを採用しています。このテクノロジーにより、視覚の鮮明さとコントラストが大幅に向上し、雪上の細かいディテールをはっきり捉えることができます。
特に、雪の凹凸や影の変化が際立ち、滑走中の安全性と楽しさが増します。プリズムレンズは、異なる天候や光条件に対応するための多彩なレンズカラーを提供しています。
例えば、快晴の日にはPrizm Snow Black IridiumやPrizm Snow Dark Grey Iridiumが適しており、曇りの日や雪の日にはPrizm Snow Hi Pink IridiumやPrizm Snow Persimmon Iridiumが効果的です。
これにより、滑走中の視界を最適化し、より快適に滑ることができます。見え方については、オークリーのレンズ色をまとめた記事を参考にしてください。
フィット感と快適性
フライトデックは、調整可能なフェイスフォームとストラップを備えています。これにより、個々の顔の形やサイズに合わせてフィット感を調整することができ、長時間の使用でも快適に装着できます。
特に、メガネやヘルメットとの相性も良く、複数のアクセサリーを併用する際にもストレスなく使用できます。また、フェイスフォームは柔軟性があり、顔に密着することで風や雪の侵入を防ぎます。
これにより、滑走中の快適性が向上し、集中力を保つことができます。さらに、ストラップは調整可能なため、装着感を自分に合うようにカスタマイズできます。
通気性と曇りの防止
フライトデックのレンズは、3Dディアルレンズを採用しており、外側と内側に空気の層があります。この構造により、外気と内気の温度差を抑え、レンズの曇りを防止します。
また、外側レンズには紫外線や衝撃から目を保護する素材が使用されており、安全性も高めています。内側レンズには特殊な曇り止めコーティングが施されており、さらに曇りを防ぐ効果があります。
さらに、レンズとフレームの間に通気孔が配置されており、フレッシュエアが循環することでレンズの曇りを最小限に抑えます。これにより、滑走中の視界が常にクリアに保たれます。
レンズの交換の容易さ
フライトデックは、交換可能なレンズシステムを備えています。これにより、異なる天候や光条件に対応するために、必要に応じてレンズを簡単に交換することができます。
例えば、快晴の日にはPrizm Snow Black Iridiumを使用し、曇りの日にはPrizm Snow Hi Pink Iridiumに交換することで、視界を最適化できます。また、レンズ交換は非常に簡単で、専用のツールが不要です。
ユーザー自身が手軽に交換できるため、滑走中のストレスを減らし、より快適に楽しむことができます。さらに、サブレンズを購入することで、より細かい条件に対応するレンズを選ぶことができます

OAKLEYフライトデックのスペック詳細
フライトデックについて特徴を見てきました。かなりハイスペックで「買いたい!」と思うゴーグルですね。ここからはさらに詳細なスペックについてサイズ・カラーバリエーションなど、気になることを解説していきます。
フライトデックの「L」と「M」のサイズ感は?

フライトデックには「L」と「M」のサイズがあります。「L」と「M」の違いとしてはレンズの縦の長さが異なっています。
サイズ | L | M |
A:フレームの高さ | 10.5cm | 9.5cm |
B:中央の高さ | 7.6cm | 7.0cm |
C:レンズ幅(球面に沿って) | 23.0cm | 22.0cm |
D:内寸横幅 | 11.6cm | 11.5cm |
E:内寸縦幅 | 5.5cm | 5.2cm |
フレームの厚み(鼻周り) | 1.5cm | 1.5~2.1cm |
LとMを比較すると若干Mの方が小さめですね。内寸よりも外寸のサイズが大きく違います。つまりは、装着したときの見た目が大きく変わります。
基本的には男性はL、小顔な男性や女性はMを選択することが多いです。見た目的にも女性がLを付けると顔半分程度がゴーグルに見えて少しバランスが悪いと思います。
このあたりは好みの差になるかもしれませんね。女性でもLサイズを装着しても問題はありません。
フライトデックのカラーバリエーション

フライトデックについては細かく分けるとサイズが2種類ることは先程紹介しました。サイズによってカラーバリエーションの設定が違うためそれぞれを見ていきましょう。
フライトデック L
フライトデックLサイズには26色のカラーバリエーションが設定されてます。プリズムレンズを主軸としてさまざまなレンズカラーとストラップカラーの組み合わせから選ぶことができます。
基本的にはレンズカラーを決めてからストラップカラーを選ぶとスムーズに決めやすいですね。別の記事でオークリーのレンズカラーについてまとめています。
ストラップ | レンズ | 天候 | VL |
Matte Black | Prizm Snow Black Iridium | 快晴 | 5.5% |
Matte Black | Prizm Snow Dark Grey Iridium | 快晴 | 11% |
Matte White | |||
Dark Brush | |||
I Am Explorer | |||
Matte Black | Prizm Snow Rose Iridium | 晴&曇 | 26% |
Matte Black | Prizm Snow Torch Iridium | 晴&曇 | 17% |
Redline | |||
Matte White | |||
Japan Matte Black | |||
Matte White | Prizm Snow Jade Iridium | 晴&曇 | 13% |
Matte Black | |||
Celeste | |||
Berry Seafoam | |||
Factory Pilot Black | Prizm Snow Sapphire Iridium | 晴&曇 | 13% |
Matte White | |||
Matte Black | |||
Poseido | |||
Bule Dynamic Flow | |||
Ultra Purple | Prizm Snow Hi Pink Iridium | 曇&雪 | 46% |
Factory Pilot Black | |||
Matte White | |||
Matte Black | |||
Matte Black | Prizm Snow Clear | 曇&雪 | 65% |
Matte White | |||
Matte Black | Prizm Snow Persimmon Iridium | 曇&雪 | 39% |
フライトデック M
フライトデックMサイズには24色のカラーバリエーションが設定されています。
ストラップ | レンズ | 天候 | VL |
Matte Black | Prizm Snow Black Iridium | 快晴 | 5.5% |
Primary Blue Crackle | |||
Matte Black | Prizm Snow Dark Grey Iridium | 快晴 | 11% |
Matte White | |||
Dark Brush | |||
Matte Black | Prizm Snow Torch Iridium | 晴&曇 | 17% |
Matte White | |||
Redline | |||
Matte White | Prizm Snow Jade Iridium | 晴&曇 | 13% |
Matte Black | |||
Celeste | |||
Factory Pilot Black | Prizm Snow Sapphire Iridium | 晴&曇 | 13% |
Matte White | |||
Matte Black | |||
Poseido | |||
Color Code Blue2021 | |||
Factory Pilot Black | Prizm Snow Hi Pink Iridium | 曇&雪 | 46% |
Matte White | |||
Matte Black | |||
Matte Black | Prizm Snow Clear | 曇&雪 | 65% |
Matte White | |||
Matte Black | Prizm Snow Persimmon Iridium | 曇&雪 | 39% |
Matte Black | Prizm Snow Rose Iridium | 曇&雪 | 26% |
Lavender I Aa B1b |
フライトデックの評価
フライトデックは、OAKLEYのゴーグルの中でも特に人気の高いモデルです。特に、2015-16シーズンにプリズムレンズが登場して以来、その評価がさらに高まっています。
当時は完売するほどの人気を集め、その後もOAKLEYのゴーグルの中で最も人気があるモデルとして支持されています。
フライトデックの魅力は、優れた視界と耐久性、そしてスタイリッシュなデザインにあります。フライトデックのレビューを見ていきます。

フレームレスで視界が広くて、とても安心して滑ることができます。プリズムレンズの調子も良くて凸凹がハッキリ見えますね。降雪時の雪がゴーグルに張り付くこともなく、ストレスフリーです。

フライトデックを使ってみて本当に驚きました!視界がめちゃくちゃ広くて、まるで360度パノラマビューを楽しんでいるような感覚です。雪山での滑走中、周囲の景色や障害物をクリアに見渡すことができるので、安心感がありますね。

曇りにくさも魅力的です。エアロフレームテクノロジーのおかげで、通気性が抜群でレンズの曇りを最小限に抑えます。激しい運動や気温の変化にも負けず、いつもクリアな視界を保ってくれました。サイズはMがおすすめですね。

何よりも驚いたのは、レンズの鮮明さと色彩表現です。プリズムレンズテクノロジーのおかげで、細かいディテールやコントラストが際立ち、まるでリアルな映像を見ているような感覚になります。雪の上の凹凸や影の変化も見逃しません。
FAQ
- フライトデックのヘルメット対応は
-
フライトデックはヘルメットに対応しています。多くのヘルメットにピッタリと適応するように造られているため、ご自分のスタイルに合うヘルメットを選ぶことが可能です。
- フライトデックのメガネ対応か?
-
フライトデックM/Lについてはメガネにも対応していますが、メガネの大きさにもよるため必ずしもメガネを付けてゴーグルを装着できるとは限りません。そのためメガネを付けて試着する方が良いでしょう。以前のフライトデックXLで大丈夫だった人は今季のフライトデックでも問題ないですよ。
- フライトデックのアジアンフィットはあるの?
-
OAKLEYでは「アジアンフィット」と呼ばれる鼻が低い人向けのモデルがリリースされていました。ただ、アジアンフィットは採算性の都合上、廃止されています。現在はユニバーサルフィットに統一されています。オークリーのゴーグルが合わない人はSMITHなど国産ブランドで検討すると良いですよ。
- フライトデックの曇り止め性能は?
-
フライトデックは、オーマタークライスというフレーム構造で顔にピッタりと密着します。そのため、レンズ内部と外部の余分な空気を遮断することができます。汗を吸収するポーラフリースのライナーを使用することで汗でゴーグルが曇るのを防ぎます。曇る原因として最も多いのはダブルレンズの間のベンチレーション(スポンジ部分)に水分があることです。
そのため、しっかりと乾燥させることが重要になります。シリカゲルなどを袋にいれてゴーグルを入れておくと水分を取り除くことができます。熱風などで乾燥させるのは、レンズを傷める・変形させる要因になるため余計に曇る可能性があるので、あくまでも自然乾燥させるようにしてください。
まとめ:フライトデックの評価について
- OAKLEYのフライトデックはスノーゴーグルの中でも最高峰モデルである
- 広い視野を提供するフレームレスデザインが特徴
- プリズムレンズを使用し、視覚の鮮明さとコントラストが向上する
- フィット感と快適性が高く、長時間の使用にも耐える
- 通気性が良く、曇りを防ぐ仕組みが備わっている
- レンズの交換が容易で、異なる天候に対応可能
- サイズは「L」と「M」があり、それぞれ異なるカラーバリエーションがある
- 「L」サイズは26色、「M」サイズは24色のカラーバリエーションがある
- 「L」サイズは男性に、「M」サイズは小顔の男性や女性に適している
- ストラップとレンズのカラーが自由に選べる
- 可視光線透過率(VL)が異なるレンズカラーが用意されている
- 価格は25,520円から32,120円と高め
- 2015-16シーズンにプリズムレンズが登場して以来、評価が高まっている
- 完売するほどの人気を集め、現在も最も人気のあるモデル
- レビューでは視界の広さやプリズムレンズの鮮明さが高く評価されている
- 曇りにくさや耐久性もユーザーから好評である
まとめとして、フライトデックについての情報をざっくり振り返ってみましょう!
フライトデックは、OAKLEYの中でも間違いなく人気No.1のスノーゴーグルです。その理由は、なんといっても広い視野とプリズムレンズの圧倒的な見やすさ。雪山での滑走中に、周囲の状況がクリアに見えるのは本当に安心感がありますよね。
そして、LとMという2つのサイズ展開があるので、自分にぴったりのフィット感を選べるのもポイント。男性はL、女性や小顔な方はMを選ぶことが多いみたいですが、ここは好みで選んでもOK。
さらに、カラーバリエーションも豊富で、自分らしいスタイルに合わせて選べるのも魅力的。天候や光の条件に合わせてレンズを交換できるのも便利ですよね!もちろんお値段は少し高めですが、その分性能や快適性を考えれば納得できると思います。
もし「どれにしようかな?」と迷っているなら、まずは自分が使うシーンや好みを整理してみてください。このブログが少しでも参考になれば嬉しいです!それでは、素敵なスノーライフを楽しんでくださいね!
