【ボード】

【HEAD】ANYTHING LYTの評価や特徴は軽量で革新的な構造を持つグラトリ適性が高いボード!

HEADのANYTHING LYTの評価
まさやん
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

スノーボード選びで特にグラトリやキレのあるターンを楽しみたいなら、HEADのANYTHING LYTをチェックしてみてはいかがでしょうか。

このモデルについて、詳細なレビュー情報を探している人も多いはずです。ANYTHING LYTは、革新的な軽量技術と独自の非対称構造「DCT2.0」により、驚くほど軽快な操作性と安定した滑りを両立させています。

この記事では、そんなANYTHING LYTの魅力や性能を徹底的に掘り下げ、どのようなライダーにおすすめなのかを詳しく解説します。あなたのスノーボード選びの参考になれば幸いです。

この記事で分かること
  • ANYTHING LYTの驚くほどの軽さと操作性の秘密
  • 独自のDCT2.0構造がもたらすターン性能の高さ
  • グラトリやトリックに適した具体的なボード設計
  • 初中級者から中上級者まで対応できる理由

HEAD「ANYTHING LYT」の基本スペックを徹底評価

対象メンズ・レディース
形状ハイブリッドキャンバー
シェイプツインチップ
ボードの硬さ10段階中6(普通)
対象レベル中級者から上級者
サイズ144,148,152,156,160,164

軽量化の秘密:ヘキサゴナルコア

HEADのANYTHING LYTが驚くほど軽いのは、「ヘキサゴナルコア」という特別な素材のおかげです。この素材は、ボードの先端(ノーズ)と後端(テール)部分に使われています。

従来の木の芯材と比べると、同じ体積でも重さが約80%もカットされており、ボード1本あたり約200gも軽くなっています。

この軽さによって、ボードの操作がとても楽になり、ターンやトリックも軽快にこなせるようになります。

「LYT(ライテック)」という軽量化技術の一つで、スノーボードの楽しさをさらに広げてくれる秘密兵器と言えるでしょう。

独自の非対称構造DCT2.0とは?

ANYTHING LYTの大きな特徴の一つが、「DCT2.0」という独自の形です。これは、ボードのつま先側(トゥサイド)とかかと側(ヒールサイド)で、エッジの長さやカーブの具合が違う「非対称構造」になっています。

特に、コントロールが難しいとされるかかと側のエッジが長めに、そしてカーブが緩やかに設計されています。これにより、かかと側のターンがとてもスムーズになり、安定感が増します。

さらに、ビンディングを取り付ける角度まで考えて作られているため、ライダーの力がボードに伝わりやすく、より意のままに操れるようになります。ボード中央部が少し細くなっているのも、ねじりやすさを生み出し、操作性を高める工夫です。

反発力を生むハイブリッドキャンバーDCT 2.0

ANYTHING LYTが持つ「ハイブリッドキャンバーDCT 2.0」という形状は、ジャンプやトリックに必要な反発力を生み出す重要な要素です。

この形状は、ボードの中央部分が雪面にフラットに接し、両足の下あたりが少し浮き上がったキャンバー形状(弓なり)になっています。

この足元のキャンバー部分がバネのような役割を果たし、オーリー(ジャンプ)をする際にしっかりと雪面を押し返し、高い反発力を得ることができます。

また、この構造はカービングターン時のエッジグリップも高めてくれるため、キレのあるターンにも貢献します。ただ柔らかいだけでなく、しっかりとした反発力も兼ね備えているのが特徴です。

取り回しやすさに貢献するスイングウェイト

ANYTHING LYTが扱いやすい理由の一つに、「スイングウェイトの軽さ」があります。スイングウェイトとは、ボードを回転させたり、持ち上げたりする際に感じる重さのことです。

このボードは、先端と後端に軽量なヘキサゴナルコアを採用しているため、スイングウェイトが非常に軽くなっています。

そのため、ボードを振り回すようなグラウンドトリックや、空中で回転するスピントリックなどがとてもやりやすくなります。

軽い力でボードをコントロールできるので、疲れにくく、長時間のライディングでも軽快な操作感を保つことができるでしょう。

ウィメンズモデルEVERYTHING LYTとの違い

女性ライダー向けには、「EVERYTHING LYT」というモデルがあります。このボードは、ANYTHING LYTの優れた基本性能はそのままに、女性がより扱いやすいように調整されています。

大きな違いは、女性の脚力に合わせて特別に選ばれた、より軽量でしなやかな木材を使用している点です。

これにより、男性モデルよりも少ない力でボードをコントロールでき、ターンやトリックがスムーズに行えます。

「DCT2.0」といった主要なテクノロジーは共通して採用されているため、軽量で操作性が高く、ヒールサイドターンがしやすいといったANYTHING LYTの良さはしっかりと受け継いでいます。

HEAD「ANYTHING LYT」を滑りのジャンル別に評価

適性が高いジャンル

オールラウンド

カービング
フリーラン
パウダー
グラトリ(弾き系)
グラトリ(乗り系)
ラントリ
キッカー(小~中)
キッカー(中~大)
ジブ

パーク性能の高さ

パークでHEAD「ANYTHING LYT」を使ってみて、色々なアイテムを思いっきり楽しむことができました。まず、このボードの一番の特徴である「軽さ」が、パークでの滑りをすごく楽にしてくれました。

ボードの先と後ろに使われているヘキサゴナルコアっていう素材のおかげで、板全体の重さはもちろん、板を振った時の重さもすごく軽く感じました。

だから、キッカーで助走したり、空中でボードをコントロールしたりするのがすごくやりやすくて、トリックが成功しやすくなった気がします。

それに、ボードの真ん中あたりが細くて、ねじれやすいように作られているので、ジブアイテム(レールとかボックス)でプレスしたり、スライドしたりする動きがすごくスムーズにできました。

さらに、ハイブリッドキャンバーというボードの形が、オーリーをする時にしっかりと反発してくれて、より高く、安定したジャンプができました。

キレのあるターンを実現するエッジグリップ

ANYTHING LYTは、ただ軽いだけでなく、ターン時の安定感とキレ味も追求しています。

その秘密の一つが、「DCT2.0」というHEAD独自の構造です。この構造の一部である特殊な形状のエッジが、雪面をしっかりと捉え、強いグリップ力を生み出します。

これにより、カービングターンで板を立てた際に、エッジが雪に食い込み、ズレることなくシャープなターン弧を描くことができます。

特に、かかと側のエッジはつま先側よりも少し長く、カーブも緩やかに設計されているため、苦手意識を持ちやすいかかと側のターンでも安定しやすく、コントロールが容易です。

さらに、ボードの形状には4つの雪面に接するポイントが追加されており、これが高速で滑っている時でもボードの安定性を高め、ターン中のエッジグリップを向上させてくれます。これにより、初心者から上級者まで、自信を持ってキレのあるターンを楽しめるでしょう。

オールマウンテンでの対応力

ANYTHING LYTは、グラトリやトリックだけでなく、ゲレンデの様々な状況に対応できる「オールマウンテン性能」も備えています。

圧雪されたキレイなバーンでのクルージングはもちろん、少し荒れた雪面や新雪など、多様なコンディションでも扱いやすいのが特徴です。

ボードの持つ軽量性としなやかさは、不整地での操作を助け、ライダーの負担を軽減します。また、DCT2.0構造による優れたエッジグリップは、硬いアイスバーンでも安定した滑りを可能にし、高速でのカービングターンも安心して楽しむことができます。

このように、一つのことに特化するのではなく、フリースタイルな動きを楽しみながらゲレンデ全体を遊びつくせるバランスの良さが、ANYTHING LYTの魅力です。

トリックのための機能が滑走性能にも良い影響を与え、逆に滑走性能の高さがトリックの成功率を高めるという、相乗効果が生まれるように設計されています。

初中級者にとっての扱いやすさ

ANYTHING LYTは、スノーボードの基本的なターンがある程度できるようになった初中級者にとって、非常に扱いやすいボードと言えます。

その大きな理由の一つが、独自の「DCT2.0」という非対称構造です。多くの人が難しさを感じやすいかかと側のターンを、この構造がしっかりとサポートしてくれます。

具体的には、かかと側のエッジが長めに設計され、カーブも緩やかになっているため、ターン中にバランスを崩しにくく、安定して曲がることができます。

また、ボード全体が軽量で取り回しがしやすいため、グラウンドトリックやターントリックといった新しい技に挑戦し始めるのに最適です。

ショップの店員さんからも「ターンができるようになったら、この板を選んで間違いない」という声があるほど、次のステップへ進むためのサポート機能が充実しています。無理なく楽しみながら、自然とスキルアップできるでしょう。

中上級者のステップアップとしての評価

ANYTHING LYTは、初中級者だけでなく、さらなるスキルアップを目指す中上級者にとっても非常に魅力的なボードです。

すでに高い滑走技術を持っているライダーが、より高度なトリックや洗練されたカービングを追求する際に、このボードの持つポテンシャルが活きてきます。軽量でスイングウェイトが軽いため、複雑なスピントリックや高回転のジャンプもこなしやすくなります。

また、ボードのねじれを巧みに利用することで、よりスタイリッシュなグラウンドトリックや、ダイナミックなターン表現が可能になります。DCT2.0構造によるエッジグリップの高さと操作性の良さは、高速域でのコントロール性を高め、難しい斜面や多様な雪質への対応力を向上させます。

「ライディングの機能を体感しやすく、さらに上を目指す方にも練習しやすい構造」と評価されており、自分の限界を押し上げたいと考えるライダーにとって、ANYTHING LYTは頼れる相棒となるでしょう。

まとめ:HEAD「ANYTHING LYT」の評価について

HEAD「ANYTHING LYT」は、軽量性と操作性に優れたスノーボードです。先端と後端に使われた「ヘキサゴナルコア」により驚くほど軽く、スイングウェイトも軽いため、ターンやトリックが軽快に行えます。

「DCT2.0」という独自の非対称構造は、特に苦手な人が多いかかと側のターンをスムーズにし、安定性を向上させます。

また、「ハイブリッドキャンバーDCT 2.0」形状がジャンプ時の反発力を生み出し、キレのあるターンも実現。グラトリやトリック性能が高く、オールマウンテンにも対応できるバランスの良さも魅力です。

初中級者が新しい技に挑戦するのに最適なだけでなく、中上級者のさらなるステップアップもサポートします。女性向けの「EVERYTHING LYT」も用意されています。

ABOUT ME
まさやん
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
記事URLをコピーしました