【ボード】

【YONEX】4XPの評価は中級者までに最適なオールラウンドなモデル!パーク適性が高め!

まさやん
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スノーボードのブランドは世界中にたくさんありますが、特に日本では200以上のブランドが展開されています。

しかし、どのブランドが優れているのか、何が良いのかは分かりづらいですよね。そこで、ここでは誰もが聞いたことがあるであろうブランドがリリースしているスノーボードを紹介します。

まず、そのブランドはYONEX(ヨネックス)です。テニスやバドミントン、ゴルフなどのイメージが強いかもしれませんが、実は1990年代頃からスノーボードも手掛けるメーカーです。

ヨネックス製のボードには特徴があります。ここでは特に人気のある『4XP』というボードを紹介します。

【YONEX】4XPのスペックや評価

対象メンズ・レディース
形状ハイブリッドキャンバー
シェイプツインチップ
ボードの硬さ10段階中3(柔らかい)
対象レベル初心者から中級者
サイズ138,143,148,151,154,157W,160W

YONEXは、国内のスノーボードブランドの中で唯一木材を使わないオールカーボンボードを作成しています。

その中でも初心者から中級者向けのボードとして注目されているのが、4XPというモデルです。

このボードは自在なフレックスとトーションバランスを実現しており、カーボンクロス複合製型によって着地時の衝撃を分散・吸収し、ライディングのパワーに変換することができます。

さらに、ISOコアという特殊な素材を使用することで高い強度と軽量性を兼ね備え、アラミド・ハニカムコアによってヘタリを発生しにくくしています。

形状はスタンダードなキャンバー形状ですが、思いのほかエッジは引っかかりにくい形状となっています。

このボードはオールカーボンボードなので驚くほど軽く、フレックスも柔らかめです。そのため、初心者や脚力のない女性でも扱いやすく、特に低速域での操作性の良さが評価されています。

カーボン特有のしなりや反発力があり、グラトリやパークでのジブなどにも向いています。

初めてのボードを探している初心者にはぴったりですが、中級者でもさまざまなジャンルを1枚で楽しみたい方におすすめなモデルです。

オールラウンドに評価が高いモデル

4XPはオールラウンドに評価が高いモデル
適性が高いジャンル

オールラウンド

カービング
フリーラン
パウダー
グラトリ(弾き系)
グラトリ(乗り系)
ラントリ
キッカー(小~中)
キッカー(中~大)
ジブ

実際に使用した感想として、このボードは非常に軽くて持ちやすいです。他のボードと比べると特に軽さが際立ち、片手で簡単に持ち上げることができます。

柔らかさや反発力も素晴らしく、片手でボードを縦に持った状態でセンター部分を押すと柔らかさやしなりが感じられ、手を離すと素早く元の形に戻ります。フレックスは非常に柔らかく、しなりも良いです。

実際に使用してみると、操作性も良く、特に低速から中速でのボード操作は非常にやりやすく、コントロールしやすいボードだと感じました。

ただし、高速や荒れたバーンでの使用では柔らかさがネックとなり、ボードの先端部分が不安定になります。

そのため、フリーランでは圧雪されたバーンを低速から中速で滑ることに向いていますが、高速や荒れたバーンには向いていません。

特にスノーボードクロスには不適切です。

一方で、グラトリではジャンプやスピン系のトリックがやりやすく、フレックスが柔らかいためオーリーやノーリーが高くなります。180や360のようなスピン系トリックも、反発力を活かすことができます。

プレス系のトリックも柔らかくてしならせやすいですが、反発力が強く、長時間のプレスは体力的に厳しいです。

パークではレールやジブに向いていますが、キッカーでは安定感に欠けるため、大きなキッカーというよりは中程度規模キッカーまでと相性が良いです。

また、キャンバーボードのためパウダーランには適していません。以上のことから、このボードは初心者や中級者のレベルアップやグラトリ、ジブをする人に向いていると言えます。

型落ちモデルは6万円前後が相場

4XPは人気があるモデルのため生産数も多いです。そのため一定数が毎年型落ちモデルとして流通しています。

相場については前後することがありますが、おおよそ6万円前後で売られていることが多いです。

4XPはすぐ折れるのか?

結論からいうと、早々折れるような板ではありません。板が折れるという経験はスノーボードを長年していると何度か経験することです。ぼくもこれまでいくつもの板が折れてきました(笑)

そのため、折れるパターンというのはある程度決まっています。キッカーでノーズやテールが側から思いっきり着地、気に激突w、ジブにぶつけるなど、大きな衝撃を与えたときに折れる可能性があります。

それはYONEXの4XPだからというわけではなく、どこのメーカー・ブランドでも折れる時には折れます。

そのため、口コミで4XPが折れやすいということを書いてあっても信じる必要は全くありません。大抵はそれは折れても仕方ないね、という使い方をされていることが殆どです。

まとめ:【YONEX】4XPの評価について

YONEXの4XPについてみてきました。まとめると、僕の感想ですが、グラトリには向ている板です。初心者、女性にとっても扱いやすいボードです。

ただ、高速フリーランや荒れたバーンでの使用はかなり厳しいモノがります。フレックスが柔らかいために仕方ありませんね。

全体的な評価としてはかなり高いです。使用用途さえ間違えなければ満足する人が多い板だと思っています。

少しも参考になれば幸いです。それでは、ほかにもいろいろ記事を書いているので読んでいってくださいね。

ABOUT ME
まさやん
フリーランス歴5年の横乗りライダー。ブログ運営・コンサルティングを生業として活動中。冬はスノーボード、夏はスケートボードたまにSUPを楽しんでいます。スノーボードは年間30~50日ほど滑走。ホームは中国地方。冬には数週間単位で長野・北海道に生息。SnowboardHack運営者。
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