岡本圭司はパラリンピックを目指す!滑走も可能でBS720(動画)メイク!

岡本圭司という元プロスノーボーダーを知っていますか?知っているかこの記事に辿り着いたのだと思います。全盛期はスノーボード界でもカリスマ的存在で誰もが憧れる存在だったことは今でも鮮明に覚えています。
岡本圭司さんは2015年2月の雪山で撮影中に滑走中に事故を起こしたために、下半身麻痺となってしまいました。当時、事故からある程度時間が経過したころにNEWSゼロで入院療養していた岡本圭司の特集が放送されました。
タイトルは「もう一度雪の上へ!悲劇のスノーボーダー」。怪我後、岡本圭司にたいして定期的に取材を重ねてきたTBS。入院から退院までその家族を追っています。
現在は、キッカーでバックサイド720をメイクするなど本当に右足に麻痺があるのか疑うレベルの滑りをしています(笑)復活されて本当によかったです。当時の事故などを振り返って現在を追ってみました。
岡本圭司はパラリンピックを目指す!
さまざまなスポーツで大怪我から復帰したアスリートたちはいます。その反面、大半の多くが選手生命を絶たれたという事実も存在します。
今回は、スノーボード界でキセキを信じて歩みを続けるカリスマに密着しました。
世界チャンピオン 角野友基から恩師へ
2015年2月、角野友基選手がビックエアーで世界一になったのは記憶に新しいと思います。その表彰台でスノーボードに掲げたあるメッセージがあります。『Ride For Keiji=圭司のために滑る』
角野友基「圭司君と一緒に取った優勝だと思う。そういうのを本人に伝えたら頑張れるかもしれない。」恩師である岡本圭司は今でも滑ることはできません。
日本スノーボード界のカリスマに起きた悲劇
岡本圭司さん33歳。10年以上前から世界で活躍して日本スノーボード界でカリスマ的な存在です。
スノーボードを愛して魅力を日本中に伝えようと全力を注いできました。余談ですが、岡本圭司さんがプロになったのは、スノーボードを初めて2年程度です。
驚くべき短期間でプロとしての技術、メンタルを手に入れたようです。それも、神戸KINGSとい施設があったからでしょう。愛弟子の角野友基選手と、この神戸KINGSで出会ったようですね。
2015年2月、撮影中の事故で崖から転落。アスファルトの地面へ叩きつけられるように落下しました。頭から落ちていれば・・・・・。脊椎に傷がついてしまい足が動かいない状態になりました。
「終わったっていう。想像しました足が動かない自分の将来を。想像しちゃって(笑)めっちゃ怖かったです。・・・怖かったです。」
私も同じ状況になれば、怖くて怖くて仕方ないと思います。
医者からは「一生車椅子」という告げられていたようです。そのころは、ブログで悲痛な思いを綴っていました。
夜なんて一人になると凄い恐怖感に襲われます。足は動くようになるのか、感覚は戻ってくるのか、見えない明日に不安を感じながらただただ時間が過ぎるのを待つだけ。 - 2月28日のブログより
夢で見るスノーボード
怪我をしてから夢でスポーツしている自分を見るようになったそうです。その度、あっ・・・夢か・・・というようになり嫌な思いをしているとのこと。
妻・純子さんの存在
3歳年上の妻・純子(すみこ)さんは、事故の翌日から動かない足を毎日3時間マッサージし続けました。
純子さん「最初はもうロウ人形みたいな足で。真っ白でカチカチで・・・。足が動かないって信じられないというか、現実味があまりなくて。」
岡本「たぶん足は一生動かないし、もう無理だって言ったら『大丈夫、大丈夫』って言い続けるんですよ。何を根拠に大丈夫って言うてんねんて。『大丈夫』ってアホの一つ覚えみたいに(笑)」
純子さん「大丈夫って思ってたし、今も思ってる。治ると思ってる。全く動かなかった時も絶対大丈夫って思ってた。」
想いはキセキを引き寄せる!!
『大丈夫』
この魔法の言葉はキセキを引き寄せます。事故から17日目、足に反応がありました。
焦る思い、先の見えない不安・・・
純子さん
「『ごめんな、すみちゃん』みたいな感じで、『俺、もしかしたら本当にこのまま車いすかもしれへん』って急に冷静なことを言ったので、頑張る気力がもしかしたら途切れてしまったのかも、とかいろいろ思ったりとか・・・。」
普段の岡本圭司さんをしている人では知りえない、追い詰められた状態だったようです。何度も転んで、何度も立ち上がって、スノーボードも上達してきました。だから、いつかきっと・・・。
NOTHING WORTH DOING IS EASY
岡本圭司さんのスノーボードには、やりがいのある事に簡単な事は無いという言葉が書かれています。
古谷有美アナウンサー
「こちらスタジオに岡本さんが使っているスノーボードを用意したんですけれども、こんな文章が書かれています。『NOTHING WORTH DOING IS EASY』やりがいのある事に簡単な事は無いと。正に今の岡本さんの状況なんですね。」
膳場貴子
「そうですね、ほんとそれを今、正に地で行ってらっしゃる。とっても応援したい気持ちになりましたね。」
古谷有美アナウンサー
「先を目指す姿、今後も追い続けていきたいと思います。」
これからの、岡本圭司さんの回復が期待されますね。もう一度元気にゲレンデを滑っている姿を見てみたいです。
岡本圭司の現在は滑走も可能?
そして、2018-2019シーズンには岡本圭司さんは見事復活していますw動画見ると驚きますねw
本当に下半身不随だった人が滑っているとは思えません。この動画を撮影当時でも右足は全く動かないのだとか、、、。
BS720回してますよね?めっちゃきれいにwこれだとはたから見ると健常者がガンガン攻めているようにしか見えませんよね!
ですがここまで戻ってくるにはリハビリ後もかなり厳しいトレーニングをしていたんだろうなと感じざる負えません。
これからも岡本圭司さんの滑りを見ることができて個人的にとても嬉しいです!
目指すはパラリンピックの舞台か?
岡本圭司さんの撮影時の事故から復活を遂げたことは分かったと思いますが、これからの目標はなにかについてブログが公開されていました。
「パラスノーボードの日本代表チームの強化指定選手」
なんとパラスノーボード代表チームの強化指定を受けたそうです。岡本圭司さんは実業でも大阪KINGSなどを運営しているため、他にもスノーボードに関わるお仕事をされています。
その中でのお誘いだったためにいろいろと悩む部分があったそうですが、その話を受けることにしたそうです。
日本代表強化指定ともなれば、2022年に行われる冬季北京オリンピックで代表選手として出場する可能性もありますね。
これからパラリンピックを目指すものと思われますが、ライバルたちもなかなか強者ぞろいとのことで、とても活躍が期待されているようです。
まとめ
岡本圭司さんですが2015年にスノーボード撮影中にアスファルトに叩きつけられる事故が起きました。
その結果、下半身不随という大けがでした。医者からは絶望的だと、、、ですが、そこから不屈の精神でリハビリをこなし退院。
退院後ももう一度スノーボードをするためにトレーニングに励みました。そしてついに雪の上をすべるまでに回復。今では、BS720を軽々回すくらいに回復していますが、右足は殆ど動かないとか、、、。
右足が動かいないのは後遺症として今後残っていくものと思われます。ですが、本当に復活してくれたことに感謝ですね!また岡本圭司さんの滑りを見ることができてうれしいです!