この記事では、グラトリ向きビンディングの選び方についてまとめています。スノーボードのビンディングは各メーカーが複数種類も販売しています。
見た目はどのビンディングも同じように見えますが、それぞれ特徴があります。「用途はグラトリです!」と説明があれば良いのですが、そういう紹介をしているメーカーは殆どありません。
それだけビンディングの選び方は好みによって異なる部分もありますからね。ただ、どんなビンディングを選べばグラトリに向いているかはある程度決まっています。
その選び方を知ることでビンディングのスペックを見るだけで向き不向きが分かるようになりますよ!基本的にはハイバックの硬さを参考にすると良いですよ。
別の記事でグラトリ向きのビンディングをまとめているため参考になれば幸いです。それではグラトリのビンディングの選び方を解説していきます!
グラトリ向きビンディングの選び方

グラトリ向きのビンディングにはいくつかの特徴があります。以下に該当するビンディングはグラトリにおいて、とても高い性能を発揮することができます。
【グラトリ向きのビンディング】
- ビンディング全体の重さ(軽い方が良い)
- ハイバックの硬さ(柔らかい方が良い)
- ブーツとのフィット感(フィットする方が良い)
上記を満たしたビンディングがグラトリを取り組むために有利に働く特徴となっています。それぞれを解説していきます。
グラトリ向きビンディングの選び方①重さ
グラトリに向いているビンディングの特徴として重さは軽いほうが良いです。こだわる人は数十グラムの違いでビンディングを選ぶこともありますね。
ただ、回しやすさについてはグラトリにおけるスノーボードの有効エッジの長さや全長が大きく左右します。そのため、ビンディングの重さについてはあまり気にしない人もいます。
板を回すためには力を使います。そのため、足元の重さが軽いと回しやすくなるのは想像できます。ただ、個人的にはそこまでこだわる必要はないと考えています。それほど、大きな影響はないですからね。
グラトリ向きビンディングの選び方②ハイバックの硬さ
この3つの中で最も重要だと考えているのがビンディングの硬さです。ビンディング全体の硬さも重要ですが、ハイバックが柔らかいビンディングがグラトリに向いています。グラトリに向いている硬さは「ソフト」です。
ビンディングの硬さについては「1~5」「1~10」という数値で表現することがあります。1になればなるほど柔らかく、数字が大きくなればなるほど硬いです。
他にも、「ソフト>ミディアム>ハード」という表現を使うこともあります。メーカーによって表記が異なりますので確認してみましょう!
【グラトリ向きのビンディング】
- ソフト~ややソフト
- 1~5段階だと3まで
- 1~10段階だと4まで
メーカーによって表記がことなります。
さらにグラトリにもジャンルが複数あります。弾き系・バター系(プレス系)・ラントリがあります。それぞれのジャンルの違いについて詳しいことはグラトリの乗り系・弾き系の記事にまとめています。
グラトリ向きビンディングの選び方③フィット感
グラトリで重視したいフィット感です。これは、ビンディングのハイバックやストラップが大きく影響してきます。フィット感が高いと微差な力をボードに与えることができます。
グラトリではフィット感が良いと、よりトリックしやすくなる傾向があります。そのため、ハイバック・ストラップがよりフィットしやすいビンディングを選ぶと良いですね。
プレス系トリックではフィット感が大切になってきます。同じメーカーであれば相性を気にする必要はありません。
また、FLUX・UNIONのようなビンディングがメインのメーカーのビンディングは大抵のビンディングにマッチします。ビンディングに記載があるブーツサイズを参考にすればブーツとの相性は問題ないですね。
グラトリ向きビンディングの選び方のまとめ
グラトリ向きビンディングには3つの特徴がありました。その中でも、ビンディングの硬さにはより注目して選んでくださいね!
個人的にグラトリにおすすめなビンディングも紹介しているので、参考になれば幸いです!